
シリコンと酸素の結晶で、クリスタルと呼ばれている。
一般的に透明度の高い六角形に結晶したものを指し、白く凝固したものを石英と呼ぶ。
人類史上で最も古くから用いられてきた鉱物で、呪術や宗教用具、装飾品として広く利用されてきた。
40O年近く前の古代マヤ文明では、水晶をくり抜いて作られたドクロが存在し、神官が儀式用に使用していたと言われている。日本でも4世紀には水晶玉による占いの記録があり、奈良時代には水晶の数珠が存在するなど、古代から様々な細工品として利用され、印鑑は権威の印とされた。
また水晶には精神を安定させるカがあると信じられ、20世紀になるとエネルギーを加えることで規則正しい電気が発生することが判明。クォーツ発振器として電子デバイスの中核となった。
透明度の高い水晶は現在でも宝飾品として伽工され、透明度の低い結晶体は潜在能力を高めるパワーストーンとして、原石の状態でも珍重されている。さらに石英はガラスの原材料として古くから活用され、現在では洗剤や塗料など、様々な製品に利用されている。